コードギアス 反逆のルルーシュ stage8 「黒 の 騎士団」
ブリタニアをぶっ壊す。ルルーシュの抱く野望、その実現のための次なる一手が繰り出された第八話。以下、ネタバレです。
アバンタイトル。今までのおさらいといった感じでしょうか。ルルーシュとスザク、二人の現在の立場を述べ、先行きの命運は既に決していたと言うCC。って、ここでは単なるナレなんですかねゆかな。
これはやっぱり、この先迎えるであろう二人の対決を示唆してるんでしょうね。あー、この先どう転がっていくのか、気になる。
タイトルコールのバック、泣いている赤子の声が聞こえます。そして映し出されるのは荒れすさんだ町の景色。イレヴンたちの住むスラムでしょうか。人々の虚ろな表情が印象的です。
そして次いで映し出されるのはスラムの上、高架を走る列車の内部。全くの別世界です。このギャップの見せ方はお決まりといえばお決まりなんですが、やっぱり分かりやすくその差を伝えてくるわけで。生徒会の面々の会話が明るければ明るいほど、なんか切なくなります。うん。
えー、でこの黒髪の子、ニーナって言うんですね。イレヴンであるスザクに対して露骨に怯えていた彼女、何か過去にあったんでしょうか。トンネルに入った途端、暗闇に怯えたりしてたしね。先週のサイタマゲットーでのあの出来事になにやらトラウマを刺激されている様子。会長に置いてきぼりにしないとか慰められてます。何のこっちゃ。
どうやら彼女たちは、そんなニーナの気分転換もかねて河口湖へ遊びにいく途中のようです。途中、一瞬映ったの多分、富士山ですよね。なんか削られて斜面に軍事施設らしきものがありましたが……あんな無残な姿にされちゃうとは。うおお、なんかショック。
一方、その頃のルルーシュ。レジスタンスの面々を謎のトレーラーに集めています。ギアスの力を使って、どこかのお貴族様からかっぱらったんでしょうか。毎度ながら見事なお手並みです。
その広さに驚いているレジスタンスたち。しかし、そのうちの一人が何気なく点けたテレビには思いがけないニュースが。河口湖にあるホテルが日本解放戦線を名乗るテロリストにジャックされたとのこと。重要な国際会議が行われているのを狙っての犯行のようです。
映し出される人質たちの姿。予想通りそこには生徒会のメンバーの姿が。動揺するカレンとルルーシュ。
さて、このあたりでなんか聞いたことのない言葉がいっぱい出て来てましたね。アニメ誌とかでは既に公開済みの情報なのかな。そのあたりチェックしてないんで分からないんですが。
高温超電導体(音だけなので漢字は適当)を作り出せるサクラダイトと呼ばれる物質。これがブリタニアが日本を侵略した理由である地下資源なんですね。この分配量が世界のパワーバランスを決めるということは、いわゆる軍事兵器に転用される物質なんでしょうね。ナイトメアフレームとか。
河口湖畔に集結するブリタニア軍。そこには当然スザクの姿も。まあこの後の描写を見ると、スザクは非常事態で呼ばれたわけではなく、はじめからここにいたみたいですが。やっぱりあれか、ユーフェミアの護衛だったのかな。
さて、ホテルを占拠したテロリスト。その正体は日本解放戦線ではありますが、どうやら一部のメンバーが先走っての行動だった様子。その客分である藤堂は参加していません。むしろ同志の起こした行動に激昂してます。まあ確かにはじめから玉砕覚悟での行動だったみたいだしな……。
ただ、そんな無謀な作戦もはじめの内はそれなりの効果を上げます。その理由の一つが超電磁式榴散弾銃砲。(これも漢字は適当) ナイトメアフレームも打ち倒すその威力に、地下通路を使っての潜入は不可能。しかし強行策を取れば人質の命が危ない。いつものコーネリアお姉さまなら躊躇はしなかったでしょうが、今回ばかりはそうは行きませんでした。人質の中に、妹ユーフェミアがいたからです。
その頃、学校ではCCがギアスによって暗示をかけられた少女を見つめていました。相変わらず意味のない印を壁に刻んでいる少女。それを見つめながらCCはまた誰かと話をしているようです。だから、いったい誰なんだそれ……。
河口湖畔、動けないブリタニア軍は相変わらず待機中。その中でもスザクたちは、作戦からは外れた場所にいるようです。その理由はどうやらスザクの生まれにある様子。先週はコーネリアはそんなに血筋にこだわりはないのかと思ってましたがどっこい、やっぱり純血派の模様。イレヴンを重要な作戦には用いるつもりはないようです。名誉ブリタニア人制度はやっぱり今のところは有名無実の状態なんですね。
ここでまた場面はレジスタンスの秘密基地に戻ります。テレビに映し出されるシャーリー父のインタビューを見つめているルルーシュ。
動くにはまだ早すぎる。しかし、放って置く訳には。コーネリアならば人質がいようと容赦はしないはず、と考えた所ではたと気づくルル。では何故、まだコーネリアは手出しをしないのか。何か理由があるのでは―――と、ある可能性に行き着いた所でカレンから声をかけられます。
人質はどうなるのか、そう問うカレンは不安げです。ブリタニアの支配を憎んではいても、友人であるブリタニア人の少女たちの安否は気になってしまう。矛盾してますね。この辺りカレンも非情にはなりきれてないキャラです。この心境が今後どう変化するか、気になるところ。
ルルーシュもまた少女たちのことを気にしつつも、口では非情に「ブリタニア人を生かしておく理由はないな」とか言ってます。そこに現れるリーダー、何やら謎の衣装を持ってます。レジスタンスなのにこんな格好は、そういう彼に、ルルはいきなりとんでもないことを言い出しました。我々が目指すのはレジスタンスではないと。
「我々が目指すもの。それは―――正義の味方だ!」
ごめん、初めて聞いたときうっかりふいちゃったよ。いや、正義って響きが似合わないと思うんだよ、ルルには。ごめん。
再び、河口湖畔のブリタニア軍。スザクはランスロットの整備中です。セシルさんは捕まっている生徒会の面々を心配してくれますが、スザクは今は個人的感情にとらわれている場合ではないと平静を装っています。まあこれも後であっさり嘘だと分かっちゃいますが。後半は完全に個人的感情で動いてたよね、スザク……。
そんな中、スザクの目に映るホテル屋上の人影。惨劇を予想したスザクの叫びも届かず、はるか地上へと落とされる人質の男。一向に呑まれぬ要求に焦れたテロリストが、とうとう人質を使っての本格的な脅しをかけてきたのです。
王族として、そしてイレヴン総督としてのプライド。愛する妹を失えないという、姉としての想い。その狭間で苦悩するコーネリア。そこにゼロからの通信が入ります。
テレビ局の中継車を奪い、ブリタニア軍を突っ切り、ホテルへつながる唯一つの橋へと向かうゼロ。当然あっさり通してもらえるわけがありません。橋の手前、割り込んできたコーネリアのサザーランドに止められてしまいます。
ゼロの目的をいぶかしみつつ、義弟クロヴィスの敵と銃剣を向けてくるコーネリア。それに対しゼロは全くひるむ様子も見せず、逆にコーネリアの弱点を突きます。ユーフェミアが捕らわれているのだろうと指摘し、それを救ってやると嘯くゼロ。
いや、なんつうか……ここでのルル、何か某新世界の神ばりの黒い笑顔でしたね。まあ今にはじまった事じゃないですが、黒いな。
コーネリアのユーフェミアに対する愛情と執着を利用したこの作戦は見事的中。ゼロはブリタニア陣営を無事に通過、更に日本解放戦線にもあっさりと迎え入れられ、ホテルの中へと入り込みます。
勿論、コーネリアもただ黙ってゼロに任せておくわけがありません。ゼロを時間稼ぎにし、その隙に再度突入を図ろうとします。
そして出動を命じられるスザク=ランスロット。といっても華々しいデビューではありません。サザーランドを撃墜したリニアカノンに対する囮です。さすがのランスロットも、このカノンに対する回避率は50%以下。それでもスザクは皆を助けるためならと任務を受け、作戦スタート位置につきます。
ここからはルルーシュ、スザク、ユーフェミア、三人の視点がめまぐるしく入れ替わります。
テロリストに連行されそうになる生徒会メンバーを庇い、自ら名乗るユーフェミア。
日本開放戦線のクサカベ中尉と会談、その考えを古いと切り捨てるゼロ。
出撃し、カノンをかいくぐって進むランスロット。
クサカベ中尉の元へと連行されるユーフェミア。
激昂し、斬りかかってくる中尉に「死ね」とギアスを発動させるゼロ。
次々繰り出される攻撃を叩き落し、更に先へと進むランスロット。
中尉以下、全員が自決させられた部屋で出会うゼロとユーフェミア。
クロヴィスを殺したのはブリタニア皇帝の子だったからだ、そう言ったゼロはユーフェミアにも銃を向け―――。
ランスロット、とうとうカノン突破。ホテルの基礎をヴァリスで破壊します。たちまち崩れだすホテル。そんな中、ゼロとスザク、二人の目が合います。お互いをはっきり認識する二人。そしてゼロはあらかじめレジスタンスに仕掛けさせていた爆弾でホテルを更に爆破、周囲は一気に爆煙に包まれます。
辺りを覆っていた煙が晴れた後に残るのは、崩れ去ったホテルの残骸のみ。また救えなかった、拳を叩きつけて叫ぶスザク。しかしその時、奪われていた中継車からゼロの映像が送られます。
黒衣を纏った一団が乗る船。周りには捕らわれていた人質たちが乗るゴムボートが。その船の甲板で、まだ数少ない仲間(とは言い切れませんが)を背後に語り始めるゼロ。
ブリタニアもイレヴンもなく、力ある者が力なき者を襲うときに現れる正義の味方、それが我々、黒の騎士団であると。
スポットライトを浴び、コーネリアが憎々しげに見つめる中、ゼロは高らかに宣言する。
「力ある者よ、我を恐れよ! 力なき者よ、我を求めよ! 世界は、我々黒の騎士団が裁く!!」
というわけで終了の第八話。正直前半は何かテンポが悪くてイマイチかなーと思ってたんですが、後半持ち直してきました。あの視点がくるくる入れ替わる辺りが面白かったです。後ロボ好きなんで、やっぱりあのカノン砲の辺りがね、よかったなと。
さて、今回で野望の次なる第一歩を踏み出したらしいルルーシュ。次回以降はどうなるのかなーと思えば、次はどうやら総集編っぽいですね。そろそろ製作がきつくなってくる頃かな。今回ちょっと絵も崩れてましたしね。
そういえばサントラ、12月に発売みたいですね。出たら買おうかなと。特にナンバリングがないということは一枚だけの予定なのかな。というかこれ半年番組なんですか、やっぱり。一年なら普通は二枚行くよな……。
聞いたらまた感想でも上げようと思います。
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